さぁ、こまったこまった。2018年7月は「今年度ベスト級作品!」が目白押しの月でした。どれかひとつには決めきれないのでとりあえず観た順に並べておきます。「ハン・ソロ スター・ウォーズストーリー」、「カメラを止めるな!」、「ワンダー 君は太陽」、「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」。うーん、悩みに悩んで一番のオススメは、「カメラを止めるな!」に決定!
2018年7月に、主に劇場で観た映画に関する感想などを書き留めておきます。
新しい作品を観るごとに、また何か思いついたたびに随時追加更新していきます。
ネタバレはしないように努めていますが、場合によってはその限りでないのでご注意ください。
2018年07月30日 空飛ぶタイヤ
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2018年07月29日 ウインド・リバー
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2018年07月29日 ダンガル きっと、つよくなる
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2018年07月29日 グッバイ・ゴダール
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2018年07月22日 ブリグズビー・ベア
歪んだ世界観、奇抜な設定が実に魅力的だが、予想外のハートウォーミングなラストを迎える佳作……と言いたいところだけど、魅力的なアイディアが作品としての面白さに結実してないというのが正直なところ。
映画づくりを通して、自分を、人生を、家族を取り戻すって……あれ?最近、同じようなテーマの大傑作を観たばかり。
だからこの映画の評価が厳しくなっちゃうのかな?
いや、そうでもなくて、劇中劇である「ブリグズビー・ベア」自体の面白さに全く説得力がない、本気で撮ってる感がない、ってのがまずはダメなところかと。残念。
2018年07月21日 カメラを止めるな!
3度目の劇場鑑賞ともなると、もう初っ端から泣いてしまう。
今年の映画、ちょっと異常じゃないですか?
毎週のように、今年ベスト級!って言ってるような気がする。
2018年07月17日 カメラを止めるな!
もうだめだ。最初に観てから「カメラを止めるな!」のことが頭から離れず、思い出しては泣く、ネットでヒトの感想読んでは泣く、の繰り返しなので、また観ました。
よろしくでーす。
2018年07月16日 ジュラシック・ワールド 炎の王国
前半は壮大な画づくりがすばらしいので、ぜひ大画面で。後半のゴシック風味は「怪物は囁く」に通じるものを感じる。夏休み映画として満足の仕上がり。
邦題は原題にある含み、あるいは拡がりをすくい損ねている。
邦題のサブタイトル「炎の王国」は島が噴火するってだけ。
原題では”Fallen Kingdom”。恐竜の滅亡、と同時に〈人間王国の失墜〉の含みもあるって言っても深読みしすぎにはならないだろう。
ネタバレになるので具体的に書くのは控えるが、あの人の放つラストの一言で、シリーズの世界観は一気に拡がる。
が、
これ3部作なんですよね。
シリーズラスト作品の着地としたら、見事。
だけど、3作目、どうするの?
2018年07月15日 カメラを止めるな!
ちょっとちょっとちょっとなんなの7月!
バカなの?死ぬの?
今年ベスト級作品を立て続けに観てしまった。
いや、これは幸せなのかどうなのかよくわからない。
というわけで、結論から言うと超傑作!!
2018年07月11日 バトル・オブ・ザ・セクシーズ
「負けられない闘い」、ってのはこういうことを言うんだってわかった。
あ〜、またまた今年度ベスト級の映画を観てしまった。
今年は何度この言葉をいうことになるのか…
実話ベースに現代的なメッセージを込めつつ、高い水準の娯楽性も担保され、最後には全ての観客がさわやかな感動に包まれるという、ホントいい意味でよくできた作品。70年代を再現した撮影、美術、メイク、衣装も見事。超オススメ!
スティーブ・カレル演じるボビー・リッグスは「男性至上主義のブタ」を自称するゲス野郎で主人公の敵だけど、その人間的な奥行きがきちんと描かれているところがこの作品の素晴らしさ。
真の敵は別のところに…その〈真の敵〉に主人公ビリー・ジーン(エマ・ストーン)がそのことをズバリ告げるところがカッコイイ。
2018年07月07日 ワンダー 君は太陽
人と正面から向き合うことの大切さを教えてくれる。全ての人にオススメしたい作品。
あらすじを聞いてお涙頂戴ものを想像するひとも多いだろうけど、それはいい意味で裏切られる。周りの人びとにもスポットライトが当てられ、それぞれの悩みが描かれる。
姉のヴィア、その友達のミランダのパートなんて、それだけを切り出してみても、青春映画の傑作になり得るレベル。
両親もいちいちいい。ペットの犬が死んで、おいおい泣いている父親の姿見て、この家族はなんて愛が深いんだって、そんなささやかな描写に感動を禁じ得ない。
2018年07月04日 ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー
3度目の劇場鑑賞。
撮影監督のブラッドフォード・ヤングはヴィルヌーヴの「メッセージ」も撮ってるんだ。
モヤっとした映像が共通してる。なるほど〜!
あとね、ちょっとネタバレになるかもだけど、
キーラの最後の決断は、二人とも生き残るためにはこれしかないって決断だったと思います。
2018年07月01日 ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー
毎月一日は”映画の日”。ちょっとお安く映画を観られるんです。
だからというわけではないですが、「ハン・ソロ」を2回目の劇場鑑賞。
今回は、2D字幕版で(TCX ATOMOS)。
正直、前回鑑賞時は深夜上映だったので、やや意識が朦朧としてました。
あらためてきちんと鑑賞しようと来た次第。
で、2度目の鑑賞でびっくりしたことに、この映画は、2度目の方が面白い。
素直にとんでもなく面白い。
これ、子供にはわからない人生の苦味を描いた傑作ではないでしょうか。
ちょっと入り組んだストーリーなので、初見時はついていけなかったところもありました。
2度目となると、ちょっとしたセリフに裏の意味があったことがわかって来て、作品世界の奥行きがぐっと感じられてくるのです。
2度目の鑑賞なればこそ、キーラの「あなたは本当にいい人ね」なんてセリフ、号泣しかない。
キーラというキャラクター造形はほんとうに素晴らしく、
全SW作品を通しても最高に複雑で最高に魅力的なキャラクターだと思う。
ややネタバレに踏み込んで語ると、キーラとハン・ソロの関係をめぐり、
「無垢で若い日々は2度と帰ってこない」、「一度別れてしまった運命は2度と交わることはない」
という、実に苦い、しょっぱい、人生のある真実を描いているのだと思う。
その辺をさておいても、列車強奪パートは、普通にSW史上最高級のアクションシーンだと思うし、
これをクライマックスに据えて最高のアクション映画1本撮れるレベルだし、
全キャラクターがみな役割を担いつつ共通ミッションに向けて突き進み、
アクションの展開につれ物語(人間関係)が展開していく、これが映画って言う、みごとなシークエンスだと思う。
今年度ベスト級作品をまた観てしまった。
これが全米での興行大ゴケとか、ファンの評価低いとか信じられない。
ああ、どうしよう。
SW全作品通しても「ローグ・ワン」と「ハン・ソロ」が一番好きとか、
俺は単なるひねくれ者なのか、それとも映画のセンスがないのか?
ひとつ言っておくと、SFにノワールを持ち込んで、大ゴケした映画があります。
そうです「ブレード・ランナー」です。
僕は日本初公開時に映画館で観て、これは傑作だと確信してたんです。
というわけで、もう何回か観に行きますね。